腎臓・尿管などにある結石を尿路結石といいます。
尿路結石は、尿成分から析出される結晶が、腎臓の内部表面に集まり生成されます。
結石が小さい場合は尿管を通って、自然に体外に排出される場合があります。
自覚症状は「疝痛(せんつう)発作」と呼ばれる激痛が特徴的です。
結石で尿の流れがせき止められ、腎盂内圧が高まる事で起きます。
また、結石が尿路の内壁を傷つけるために生じる血尿などの症状が現れます。
結石が大きすぎて簡単に尿管を通らない場合、激痛が続きます。
結石が膀胱に近づくと頻繁に尿意を感じたり、排尿時に激しい痛みを感じることがあります。
腎臓結石は無症状の場合も多く、血尿等で発見されることがあります。
体外で発生させた衝撃波を集束させて、これを腎や尿管の結石につたえ結石を砂状に破砕する治療法です。そして砂状になった結石は、尿の流れとともに自然に排泄されます。
わが国でもすでに多くの方々がこの治療を受けており、その安全性は広く確認されています。
- 低侵襲性(体への負担が少ない)治療法の代表として患者様にも広く受け入れられています。
- 新しく開発された衝撃波発生技術により、結石の破砕効果が高く、治療時間が更に短縮されました。
- 衝撃波発生器のデザイン改良により、患者様の痛みを軽減しました。
- 治療ベッドに寝たまま治療が受けられます。